これから年末年始に入り、繁忙期へ突入するかと思います。
そんなときに注意するのが火災です。
1. 火災の主な原因
- 油の温度管理不足:忙しいときには油の温度が上がりすぎることが多く、発火の危険性が高まります。
- 調理器具の放置:フライヤーやガスコンロに気を配る時間が減り、熱源の放置が火災の原因となります。
- 換気扇や排気ダクトの清掃不足:換気扇やダクトに油がたまると、火花が飛んだ場合に炎上しやすくなります。
- 電気設備のショートや過負荷:繁忙期に一度に多くの機器を使うと、電気設備が過負荷になり火災の原因になります。
2. 火災防止対策
- 油温度管理:温度計を使い、適切な温度を常に確認する。特に揚げ物の際は注意。
- 器具の定期確認:火の元を頻繁にチェックし、作業中でも短時間で確認するルールを設定する。
- 清掃の徹底:換気扇、排気ダクト、レンジ周辺の定期清掃を行い、油の蓄積を防ぐ。
- 消火設備の確認:消火器の位置と使用方法の周知、消防用フードスプレーの定期点検なども忘れずに行う。
特に排気ダクトは自分では清掃が難しく、目につかない為、放置してしまうことが多いです。
当社では厨房排気診断士が在籍していますので、的確なアドバイスを提案いたします。
ぜひ、ケディックへご相談ください。